ニューバランス愛用者がアシックスのゲルキュムラス28を購入してみたのでジョギングでの使用感を書いていきます。シューズそのもののレビューは既に沢山書かれているので、ここではニューバランスのシューズと比較という視点で書いていきます。なかなか綺麗にまとめるのが難しかったので読みずらいかもしれませんが、キュムラスに興味をお持ちの方は是非参考にしてみてください。
アシックス ゲルキュムラス28
私は趣味で(ほぼ健康のため)にジョギングをしています。一回6〜7kmで週4回程度。ペースは平均1km/6:30程度で、自分がしゃべりながらギリ走れるくらいのスピードです。呼吸が苦しくなるほどのスピードは出しません。
本格的なランニングシューズはニューバランスFresh foam X 1080 v12を最初に購入し、現在は1080v13と880v14を併用しています。
スピードを求めていないので、シューズを選ぶ時は足に優しいクッションモデルを選ぶようにしています。
1080はニューバランスでのクッションモデルのフラッグシップモデル。とにかくクッション性が素晴らしく足に優しい。ふかふか。v13ではそのクッション性の高さゆえ沈み込みを感じる部分もあり、走っていると少々だるく感じることもあります。前に進んで行かない感じというか。
一方880はその弟分みたいな位置付けで(現行のv15はよりその傾向が強いらしい)、クッション性は1080より弱いが十分にあり接地感もいい感じであるみたいなモデルです。こちらのモデルの方が自分にとってはクッション性もちょうど良く、かつ1080よりも軽く、前に進んでくれる感覚があり、実際タイムも自然に速くなる傾向がありました。気持ちよく走れるのは880でした。
そのせいで最近では880の出番の方が多く、足がしんどい時だけ1080を履く、みたいな感じです。
その880も走行距離が1000kmを超えるほど使ってしまっていたため新調することにしたんですが、ずっとニューバランスばかり履いてきたので別のメーカーの物も履いてみたくなり、アシックスを試してみることにしました。
アシックスのクッションモデルの最高峰はGEL-NIMBUSかと思います。その弟分的ポジションにGEL-CUMULUSがあり、ちょうどニューバランスの1080と880の関係近いと思い、今回はGEL-CUMULUS 28を購入するに至りました。かつ、GEL-CUMULUSは珍しくアンダープロネーション向けであるという点も大きかったです。(アンダープロネーション傾向にあるという自覚があるため)
なお、気軽に試着できる環境ではないため通販で一か八かの購入です。
足を入れた感じ
ニューバランスしか履いてこなかった人間がアシックスのGEL-CUMULUS 28に足を入れて最初に感じたことは、
「細っそ!」
です。
細い、めっちゃ細い、前足部が。
1080、880、今回購入したGEL-CUMULUS、いずれもサイズは28cm で widthは2E相当(アシックスはStandard表記)です。(これが同じであるという前提で比較していきます)
それがご覧の通りです。


パッと見で細いです。
ニューバランスの前足部はキュムラスと比べてだいぶ広いです。めっちゃ自由を感じます。特に880の広さが顕著。
キュムラスは結構ジャストフィットに近い感じです。遊びはあまりない。
1080、880とも足を入れると幅は若干余裕があり、シューレースをガッチリ縛るとアイステイ(紐の穴と穴の間隔)がかなり狭まり、アッパーの素材が余っている感が出ます。(紐で縛っている部分の間隔がかなり狭くなる)
これがキュムラスだともう少しフィットしている感じになります。
なのでこのモデルの比較では前足部の広さは特に880が圧倒的に広く、中足部?ではやや1080、880が広い感じ。踵部はキュムラスの方が踵を覆う部分がやや低い感じがしてホールド感はニューバランスの方が強い。
全体的に幅に関してはキュムラスの方がややタイトな印象。同サイズの880や1080でジャストフィットであれば少し窮屈に感じるかもしれないです。
つま先の余裕、つまりシューズの長さはほぼ同じようなサイズ感です。どちらもつま先の余裕は同じ程度です。
写真は足を入れて親指を上げた状態を撮ったものです。


どちらも爪の先からおおよそ1cm強程度の余裕があります。親指を下げると実際はもっと余裕は小さいです。
よーく見るとややキュムラスの方が余裕があるようにも見えますが、つま先がやや尖っているのでそれほどの違いはないように思えます。
ゲルキュムラスの厚底感
さらに驚いたのがソールの厚さです。
880と同程度の厚さをイメージしていたのですが、足を入れてみるとすごく分厚く感じます。想像の1.5倍くらい。
ほぼ1080と同じくらいの厚さに感じます。調べてみたらやはりほぼ同じくらいのソールの厚さでした。
1080v13→38mm
キュムラス28→38.5mm
GEL-NIMBUSの弟分的モデルでこんなに厚いのかと思ってさらに調べてみたら現行ニンバスは43.5mm!!
幅の狭さと厚底感でなんかスケート靴でも履いているかのような錯覚に陥ります(大袈裟)。
このあたりで若干、求めていたものとは違うかもという雰囲気も。
しかし…走ってみると
クッション性
1080v13とほぼ同じくらいの厚さのソールは、厚さは同じくらいでも感触がかなり違いました。
1080はとにかく柔らかい感じで、例えて言うならソファーを履いて走っているかの様(大袈裟)
キュムラスはそれよりもっと硬く、というか1080と比べれば硬いというだけでこれ自体が硬いわけではなく十分柔らかい。
1080よりもっと締まった感じがするというか、コシがあるというか。
走ってみるとクッション性は抜群だけど程良い硬さがあり、1080よりも反発を感じる気がします。ポンポン跳ねるような感じもあるような(特に踵部分)。
1080と比べて前に進んでいく感覚は強いです。
そして普段走る分には自分のペースではこれくらいのクッション性で十分過ぎるくらいです。
880の場合はこれくらいのクッション性が欲しいというレベルのギリギリよりやや上くらいのイメージなんですが、それでも6kmを走ると最後の方でやや足に痛みが出てきそうな感覚があります。でもキュムラスでは今のところそれを感じないです。しかし現行の880 v15ではさらに厚底化しているみたいなので、また話は変わってくるでしょう。
幅の狭さについて
足を入れた時に感じた前足部の狭さについてですが、走ってみてもやはりそれは感じます。ただ、ニューバランスと比較して狭いなというだけでそれが走りずらさに繋がるかというとそういうわけではなく、要は慣れなんだと思います。何ていうか前足部の自由度の問題ではなく、ソールの接地面積の広さから来る安心感なんでしょうかね?…なんかやっぱりちょっと違うんですよね。
タイム
得に意識せずいつも通りの強度でいつものコースを走ってみると880を履いた時よりやや速いくらいのタイムでした。シューズを下したてでテンションがやや高くなっているのを考慮すると880と同程度なのかなという感想です。
ということは十分過ぎるほどのクッション性と走りやすさが両立できているということ
と言っても良い気がします。
走りやすさ(前に進んでいく感覚)は十分にあるし、それが確保できていればクッション性はなんぼあってもいいですからね。
なんか思ってたのとは違いましたが、結果オーライでしょうか。
ドロップの違い
キュムラスと880v14のドロップは8mmです。(現行880v15は1080と同じ6mm)
1080v13は6mm。
この違いももしかしたら結構あるのかもしれません。ただ自分ではそこまでよくわからない。
走っているとこの違いがどれくらい影響しているかはよくわからないんですが、これが歩いている時、特に厚底であるキュムラスを履いているとわかる気がします。
1080とキュムラスのソールの厚さはほぼ同じくらいですが、歩いているとキュムラスの方がなんか歩きづらい、あくまで比べればですけど。なんか踵を擦りそうになる感じがあるんですよね。なので足を上げ気味で、ストンと下に落とすような感じなる。多分これってドロップの違いから来てるんじゃないかと思ってます。まだ1080の感覚が残っているからこそ感じることができるのでしょうけど。
ウォーキングで履くなら1080を履きます。それ以前にウォーキングならもっと薄底のを履きたい。
総評
クッション性は程々で前に進んでいく感覚が欲しいという目的で購入したAsics GEL-CUMULUS28ですが、正直思っていたのとは違うシューズでした。
ですがクッション性と反発性をいい感じに併せ持った実にいい感じのシューズでした。結果オーライ。
複数のシューズを履き分けた方が怪我の予防に効果的という説を目にしますが、初めてニューバランス以外のシューズ履いてみて思ったのが、履き分けるならメーカーも別にした方が感覚が異なって良さそう。ということです。

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